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ホンビノス貝!キャンプで様々な調理方法を楽しもう!!下ごしらえ編

ホンビノス貝ってご存じですか?

ハマグリに似ている二枚貝の外来種になります。昔は邪魔者扱いでしたが今では千葉でのブランド水産品になるほど知名度を上げています。大ハマグリや白ハマグリって言われたこともあり、クラムチャウダーに入っている物で味はとても濃厚で美味しい貝になります。

ハマグリより安いのでお手軽に買える。潮干狩りに行けば一年中採れる貝。(まあ冬は潮が大きく引くのが夜なのですが・・・)アサリやシジミのようにお味噌汁にして食べたり浜焼きで豪快に!おつまみやおやつにもありですがどうしても調理の仕方で迷う方も多いと思います。自分は潮干狩りに行くとこのホンビノス貝を500個ぐらいは採ってきます。これだけとってきて様々な調理方法を試しているので美味しい食べ方をお伝えできる自信は結構あります。

毎回産地直送でキャンプをして貝尽くしバーベキューになりますが、美味しくてオイシクテほんとに飽きません。少しでも皆さんに美味しい食べ方を提供できると良いかなと思い今回はホンビノス貝の食べ方紹介をしたいと思います。

一つ一つ記事にしていこうと思いますので気長にお待ちください

 

キャンプ一品料理

ホンビノスの味噌煮込み

ホンビノスの竜田揚げ

ホンビノスのクラムチャウダー

ホンビノスのボンゴレ

ホンビノスのカレーライス

ホンビノスのネギみそ和え

ホンビノスの炊き込みご飯

 

 

手に入れたら

潮干狩りやスーパーなどでも最近はすごく手に入れやすくなっているホンビノス貝。比較的安価で手に入れることが出来るので助かりますよね。

まずは軽く貝同士でこすり合わせるようにして洗ってください。

この時点で臭いがしたり音がなんとなく軽い感じがしたらそれは中身がないか弱っている証拠になりますので破棄しましょう

 

①砂抜き(潮抜き)またはモヤ抜きと言われる塩水に浸ける

やらなくても平気です。これはお好みで良いと思います。基本は泥に住む個体で砂をかんでいることは少ないです。またヌルヌルしたモヤっとしたものが出ると気にされる方はした方がいいです。自分は次の項目の日干しをするので気にしないです

②時間がある方は数時間から半日程度、日陰にあててうまみ成分を出させます。

もともと干潟の生物なので一日外に置いたぐらいでは死にません。これを行う事でうまみの濃縮具合が違います

この工程で中に含んでいる海水やモヤを吐き出します。

ホンビノスが苦しんだ分だけ旨味が出るっていう残忍さを持つことが必要です。

①と②はセッカチさんは端折ってもOKです。

③大きさを分けていきます。

小中大で分けて大きさ別に調理方法を変えると良いです。

大きいものほど歯ごたえがあり旨味は凝縮しています。しかし言い方を変えれば硬く噛み切りにくいってなりますよね。

中サイズをメインで使用すると良いのですが、旨味は大きい方が強いです。

好みによりますが大きい物をむき身にして切って使用すると美味しさと歯ごたえのバランスよく良いところ取りで使用できます。調理方法の区別としては・・・

小さいものは 2~4㎝

味噌汁など汁物

中くらいのものは 5~9㎝

ボンゴレやパエリアなど飾り物

大きいものは 10㎝以上

浜焼と言われる炭や直火での見せる系

 

が良いと思います。

 

むき身にする。(下ごしらえ)

汁物やボンゴレなどの飾り用以外は基本はむき身にした状態から調理に使いますので、大量にある方はまずは下ごしらえの酒蒸し、(途中からビノス茹で)で準備する形になります。

材料

ホンビノス 好きなだけ

酒 大1~2

※ワインや紹興酒などでも代用できます。風味なども変わるので調理する内容によって変えると良いと思います。

物品

蓋を付けれるもので、貝全体が中に入る深さのフライパンやダッチオーブンなどの鍋

※蓋がないときはアルミホイル等で代用できますよ。

作り方

➀鍋に酒を入れ貝を並べて火をつけ蓋をする

②貝が開いたら取り出し次の貝を入れる。

※どんどん煮汁が出てくるので、全部の貝が終わったら取っておきましょう。出汁にも使えます。

※アサリやシジミ等ほかの貝と比べてかなり厚みがありますので開くまで結構時間がかかります。

③貝殻から身を取る

むき身を取る時に貝柱がうまく取れないって方が多いですが、コツがあります

貝の左右に二か所付いています。これに熱が通ることにより殻から外れます。浜焼きをするときに下の方から剥がれるのにはこの理由からです。

→の方向に引っ掻くようにすると取れやすいのでやってみて下さい。違う方向から力を加えると貝柱だけ貝殻に付いた状態になってしまいます。

ポイント

 

出汁は無駄にせず、ぜひ様々な調理に使用してください。旨味が凝縮しています。

数日で使い切る場合はペットボトルの空き容器など、冷凍する場合は密閉できる袋がおすすめです。

大量にあれば一気にむき身にしてたくさん作り置きすると様々な場面に使えるので是非お勧めです。

 

保存の仕方

①貝のまま保存

貝殻が付いた状態で保管する場合は塩水には浸けずに冷蔵庫か冷凍庫へ入れます。ジップロックなど密閉できる入れ物が便利ですね。

冷凍した場合は解凍せずにそのまま調理してください解凍すると貝が開かなくなることがあります。

冷蔵だと5日程度

冷凍だと数か月保存可能です。

 

②むき身にして保存

むき身にすることで、かなり面積を小さくすることが出来ます。酒蒸し後ジップロックなど密閉できる入れ物に20個程度で、むき身とだし汁をいれます。

冷めたら冷蔵・冷凍保存してください。

冷蔵だと2、3日程度

冷凍だと数か月保存可能です。

 

右側が凍ったものになります。出汁だけで凍らせているのはキャンプでは保冷剤代わりに持っていき、現地でだし汁に使用しています。

 

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