ギア ストーブ 商品紹介 豆知識

キャンプに使う石油ストーブは結局何がいいの?タイプ別おすすめ各3選 用途別購入すべき石油ストーブのメリットとデメリット10㎏以下編

キャンプに持って行く石油ストーブって何が良いのだろう?

様々なサイトでは自分の押しアイテムや、持っているアイテムをひいき目で見ている記事がたくさんあります。

商品の比較もありますが、やはり買うときには何個も何個もサイトを巡回して徹底比較しながら決めますよね。

しかし、このページを見た方は後悔しますよ!ほかのページを見てきた方は遠回りしてきたわけですからね。

だって、あなたの考えている問題を解決できちゃうからです。

これから石油ストーブを購入しようと思っている方は是非参考にしてください。わかりやすく比較できるようにタイプ別におススメ各3選を記載しました。

結局好みの形で選ぶのが一番ですがセッカチさんには早くお伝えします。購入するなら総合的にみるとアルパカストーブです。

 

キャンプ歴が長い人ほど冬キャンを押す傾向があります

 

キャンプのオンシーズンは夏って定番だと思っていませんか?実は冬の方がいいこと尽くしなのです
寒いことを除けば、空気が澄んでいて星空もきれいだし、寒い中暖かいテントの中で過ごすのってとっても贅沢で幸せな気分を味わうにはもってこいな季節だと思っています。何より空いていて、日によっては貸し切りになることも。

 

そもそもなぜ石油ストーブなの?

 

なぜ石油かというと、火力調整出来ること、燃料の補充や管理が楽。そしてほとんどの物が上で煮炊きができるのでじっくりと煮込み料理が出来ます。 朝起きたらストーブの上に一品残り物を置くだけで朝ごはんに使えるんです。

最近は薪ストーブをインストールする人も多いのですが、自分的には石油ストーブ一択です。
灯油って燃えるときに水分が発生するので加湿器の代わりにもなります
「石油ストーブ点けてると乾燥する」って戯言を言う人がいたら鼻で笑ってあげてください。
やかんを置けばさらに加湿アップ 湿度が高いと体感温度高くなるんです。サウナ効果です。

 

使用について注意点

 

ちなみにテントの中での使用は推奨されていません。毎年一酸化中毒にて亡くなっている人が多く使用には最善の注意が必要になり、何が起こっても自己責任になりますので気を付けて下さい。

ティピ型テントなど換気されるテントで使用するときにも一酸化炭素警報機は持参し、適度の換気を忘れずにしましょう。

 

タイプ別おススメ

 

対流式の石油ストーブ重量が10kg以下の商品限定で紹介します。
対流式を簡単に説明するとストーブの周囲全方向が暖かい。 熱は空気と共に上昇し、風の流れを生み出して全体を循環させ暖かくなります。

ちなみにストーブの単体の重さ+αで石油重さがあるのでその辺注意が必要ですよ
になります。
大型テント(6人用)から、はっきり言って10㎏以上のストーブ(オムニバーナー等)か、アルパカの耐震付か武井ストーブでないと頼りないです。ほかのストーブは気持ちあったかい ふんわりあったかいってイメージです。

 

用途別石油ストーブおすすめリスト各3選

火力が強くて暖かい

武井ストーブ>アルパカシリーズ>アラジン

料理がメイン

フジカ>アルパカ>スノーピーク タクード

軽量・コンパクト

武井ストーブ>スノーピーク タクード>アルパカコンパクト

燃焼時間

トヨトミ≧スノーピーク レインボー>アルパカ

明るさ

トヨトミ≧スノーピーク レインボー>アルパカ

バランスが良い的に買うなら

アルパカ>フジカ>タクード

目立ちたがり度

武井>アラジン>トヨトミ

価格重視

アルパカ>トヨトミ>フジカ

見た目で行くなら 好きなの買ってください

個別紹介

内容は

名称・型番 熱(暖かさ)
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 最大点灯時間
重量 燃費(一時間で減る量)
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 値段(参考価格)

で紹介したいと思います

➀武井ストーブ(パープルストーブ)

名称・型番 501 熱(暖かさ) 5.81kw 5000Kcal/h
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 370×160×160 最大点灯時間 10時間(8時間)
重量 2,5㎏ 燃費(一時間で減る量) 0.26l/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 2,8l 値段(参考価格) 5.6万円

 

名称・型番 301a 熱(暖かさ) 5.81kw 5000Kcal/h
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 330×160×160 最大点灯時間 5時間(4時間)
重量 1.8kg 燃費(一時間で減る量) 0.26l/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 1.2l 値段(参考価格) 5.6万円

※101はストーブとしては弱いので省きます

※最大点灯時間の()は実際の平均時間

メリット

 

男くさくてかっこよい
使い込めば味が出てくる
火力が半端ないので圧倒的に暖かい 他を追従させない火力
メンテナンスを愛せる人、いじってる感はある
所有欲はかなり満たされる

1リットルの水を沸かすのに夏は2分、冬は4分っていう速さ

デメリット

煮炊きするならオプションが必要
ある程度時間がたったらポンピング(空気圧縮をする)が必要なのでだるい
メンテナンスが大変。怠るとすねて詰まってしまう
プレヒート(火をつける前の儀式は凍える)をしなくてはダメ
上記失敗で炎上する
一番大きい501でも2.8lしか灯油が入らない、しかも火力が高いので燃費悪い
10時間使えるって実質ポンピングが必要なので適度に見なきゃダメ 放置してたら弱まっていく

※実際は一時間に一回シャコシャコする・・・

 

②アラジン

名称・型番 ブルーフレーム 熱(暖かさ) 2.68kw 2300kcal/h
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 551×388×405 最大点灯時間 15時間
重量 8.5kg 燃費(一時間で減る量) 0.26l/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 4.1l 値段(参考価格) 4~6.4万円

メリット

耐震消火装置付き
ECサイトで買える
ブルーの炎がカッコイイ
排ガス浄化触媒でCO少ない

デメリット

大きさがでかい
重い紹介した中で最重量
古い個体は注意が必要
メンテナンスが必要
点火時ススが出る

③アルパカストーブ

名称・型番 TS-77 熱(暖かさ) 2800Kcal/h
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 440×323×323 最大点灯時間 17~18時間
重量 6.4 燃費(一時間で減る量) 0.3l/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 6l 値段(参考価格) 1.2万円 現地では0.5
名称・型番 TS-77aコンパクト 熱(暖かさ) 3.84kw 3300kcal/h
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 405×323×323 最大点灯時間 10~13時間
重量 5kg 燃費(一時間で減る量) 0.38l/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 4 値段(参考価格) 2.4万円

 

※耐震装置付きはaと
※新商品のTS-77JS-C の大きさH405×W350×D350 日本の安全基準(JHIA)クリア 容量や熱量、使用時間は日本の安全表記に変更され少なく記載されているがTS-77Aと同様

TS-77JS-Cの記載方法だとタンクの容量も

メリット

遠赤外線効果
aが付くものには耐震消火装置が付いている
価格が安い
火力が強い
一日つけっぱなしで平気 ※aは火力強い分燃費悪い
輻射熱が強いので体感だとどのストーブより暖かい

日本代理店が2019年にできました。国内でも買えます

デメリット

安く購入には少しハードルが高い 個人輸入
韓国製なので保証や安全面が不安(気持ちの問題)

フジカのパクリ疑惑

④トヨトミストーブ

名称・型番 トヨトミレインボー 熱(暖かさ) 1.25~2.5kw 2150kcal
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 485.7×388×388 最大点灯時間 20~40時間
重量 6.2kg 燃費(一時間で減る量) 0.122~0.243L/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 4.9l 値段(参考価格) 2万円

メリット

でかいランタンみたいなフォルムがそそられる
ECサイトで買える
ホームセンターにもあったりする
40wの明かりの役割も

光のレインボウがとっても素敵

火力の微調整が優れている

長い時間石油補充なしで使える

 

デメリット

でかい
火力が弱い はっきり言って少しあったかいかな?ぐらい
2日つけっぱなしで平気
夜明るくてまぶしい
単2の電池が二本必要

 

フジカ

 

名称・型番 ハイペット 熱(暖かさ) 2.56Kw 2150kcal/h
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 432×310×310 最大点灯時間 10~12時間
重量 5.5kg 燃費(一時間で減る量) 0.26L/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 3.6l 値段(参考価格) 2.7~6.1万円

※値段はオプションによる 整流リング 防風ガラス付が一番高い

※セット品を買うなら 背面反射板あり・清流リングなし・風防ガラスなし がおすすめ

反射板はあったかさUP 清流はそもそも強風の場面で使わない 風防ガラスは輻射熱弱める

メリット

遠赤外線効果
オプションで反射板がある。
壁際における 対流式は上が暖かいがこれを付けると前面が暖かい
石油の臭いが少ない
耐震消火装置が付いている
横になっても灯油がこぼれにくい 他のは揺れるだけで漏れることがある
安心の国産

デメリット

風に弱い
注文は電話のみ配送が3~4か月かかることも

 

スノーピーク

名称・型番 レインボーストーブ 熱(暖かさ) 1.25~2.5kw 2150kcal
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 485.7×388×388 最大点灯時間 20~40時間
重量 6.2kg 燃費(一時間で減る量) 0.122~0.243L/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 4.9l 値段(参考価格) 5万

メリット

安定のスノーピークブランド

トヨトミと同様

デメリット

トヨトミのOME製品 使用はほぼ一緒

値段が高い

トヨトミと同様

名称・型番 タクード 熱(暖かさ) 2.15kw 1,800kcal/h
サイズ(H高さ×W幅×D奥行き) 340×380×380 最大点灯時間 15時間
重量 6kg 燃費(一時間で減る量) 0.21L/h
タンク容量 (上記重量と足すと総重量) 3.1ℓ 値段(参考価格) 4.3万

メリット

拡張性がある テーブルと連携
かなりコンパクト

長時間もつ

デメリット

火力が弱い

煮炊きするにも極弱火って感覚

 

 

まめ知識

 

暖かさで言うと
薪ストーブ>石油ストーブ>ガスストーブ>電気ストーブ

扱いやすさで湯と
ガスストーブ>石油ストーブ>電気ストーブ>薪ストーブ

結局冬キャンプで何が大切か

シェラフ の足元に毛布など巻く
たくさん重ね着 テントの大きさ=寒さ
湯たんぽとカイロ

電源サイトなら電気もふとかホットカーペット使用で氷点下まで対応できると思います

 

まとめ

いかがでしたか?独特な価値観でまとめてみました。

結局のところは自分の好きなでデザインで決める人が多いと思いますが、実用性だとアルパカに軍配が上がると思います。

 

本当にフツーのストーブに比べて熱が上流に上がるので横は反射板がないと暖かさはあまり感じません

上部にプロペラを置いて循環させるといくらか違いますよ

初めての対流式石油ストーブ、迷わず買うことが出来るように応援しています。コレクションじゃない限り一台目で決めたいですもんね

 

ソロキャンプやとことんコンパクトに収めたいって人はコチラ・・・

マルナスヒーター
武井ストーブ101
キャンピングオンパレード火輪

 

レトロでハイパワーストーブ ニッセンストーブの種類と選び方
いつか記事にします。

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